スクール紹介
スクールオブホメオパシーは1981年にミーシャ・ノーランドによって設立され、2009年に彼の長男であるマーニ・ノーランドが校長として引き継ぎました。イギリスで最も歴史のあるスクールの一つで、設立以来、世界4000人以上の方々にホメオパシーの専門教育を行っています。その確固とした哲学と深遠なアプローチ、学生へのケア、そして実践への真摯な姿勢は世界的にも高く評価されています。
最高の教育水準を維持・発展しつづけ、特に在校生や卒業生のサポートには定評があります。学生たちが真のホメオパスに成長し、その実践が実りあるものとなるよう、理解とスキルを着実に上げてゆく訓練プログラムを確立しています。
健康と病について、身体と生態系、魂と精神といったホリスティックな視点からアプローチしていきます。またホメオパスの育成に不可欠な、気づきと思いやりの心の成長を促していきます。
「勉強をはじめた頃は、ホメオパシーを学ぶことが私の人生にどれだけ深い影響を与えるか考えもしませんでした。ホリスティックな視点で学び、その中で私自身や私自身の価値観についても学んでいったと思います。このコースはホメオパシーだけではなく、人生についての学びです。思いがけないところへ私を導いてくれましたし、それはとっても楽しい学びでした! ここで得た経験、成長、気づきに心から感謝していますし、私の残りの人生にも息づいていくのだと思います。」 サリー・プライス
教育へのアプローチ
私たちは開かれた、そして他者と分かち合える学びの場を理想としています。「どうして、なぜ」と問うことは、その問いの答えを知ることと同じくらい価値あるものです。あなたの教育的背景が何であれ、個人個人の学びのかたちを尊重します。私たちは他者を癒す術の探求と同時に、自己の探求と発見に専念します。
長年にわたる経験
当校の教育スタッフはすべて、長年の経験を積み今も実践を続けるホメオパスです。実践のなかで得てきた豊かな経験と哲学を、学生の皆さんに惜しみなく提供します。
治療の方法論
私たちが提供する治療の方法論はサミュエル・ハーネマンの「クラシカル」ホメオパシーです。これは彼の「Organon of Medicine」に記され、ケントやホメオパシーの先駆者によって練り上げられたものです。それと同時に、私たちは臨床の場に新しい方法を取り入れることにも積極的で、ヤン・ショルテンやラジャン・サンカランの考え方も意欲的に取り入れています。この学校では、時間をかけて構築されたアプローチと、最新の発見とを、並行して学ぶことができます。何よりもケースワークを通して様々な方法論を学んでいきます。
考えることと感じること
学習の初期、特にホメオパシー薬であるレメディの学習では、机上でレメディの知識を深めると同時に、レメディのダイナミックな「存在のあり方」を感じとり洞察を深めていきます。考え、また感じながら学ぶことで、融合的な知を得てゆき、それはその後のケースワークで試されます。このようなアプローチをとるのは、ホメオパシーの実践が、病める人のエネルギーを感じ取り、それをレメディのエネルギーとマッチさせるものだからです。コースが進むにしたがって、多様な情報を取り入れながら一つの理解を紡いでいく術をより深く学んでいきます。
成長の手助け
試験はありませんが、代わりに持続的な評価を行います。一つの学習が終わるごとに、綿密に練られた課題に取り組み、それを担当の指導員が評価します。指導員との一対一のやりとりの中で、評価や必要なサポートを受けていきます。コースが進むにつれ、患者との臨床が重視されていきます。スーパーバイザーの監督のもと、ケーステーキングがはじまると、ホメオパスとしての成長をスーパーバイザーが中心となってサポートします。知識を十分に深め、またスーパーバーザーのもとで実践を続け、あなたの知識と技術がホメオパスとして始動するのに十分だと認められた時点で、卒業証書が授与されます。そうしてごく自然に、自信を持って自分自身の実践に進むことができるでしょう。コース全体を通して育まれる、自分を見つめ洞察してゆく力は、プロとなってからも生かされていきます。
独立した地位
イギリスのホメオパシーカレッジ(College)の多くが、学位という利点のために総合大学(University)に助力を求めている現在ですが、スクール オブ ホメオパシーは独立した地位に留まることを決めています。この学校の形式ばらない自然な空間と、少人数制のクラスが、学生の皆さんにとってかけがえのないものであり、大学の組織化された教育には取って代われないものだからです。またそうすることで、制度化された教育指針に妨げられることなく、この学校の前向きな精神と柔軟性を維持し続けることができます。
目指すこと - ビジョン
自分自身を探求し、直観力と理性を育み続けることのできる学びの場を提供し、そこで新たな知識を自分のものにしていくことを目指します。
講義、テキスト、図、ビデオ、音声録画、自習、グループワーク、研究プロジェクトを通じて進め、そのプロセスの中で、実践のための理解力とスキルを創造的に広げていきます。
安心できる治療の場を提供し続けます。それぞれのケースを深く尊重し、ケースの守秘義務を守りながら、オープンに検討し、偏見のない暖かい眼差しでケースを受け取っていきます。
人間を理解していくため、また病理(肉体、感情、精神)の重要性を生命力と相互作用の観点から解釈していくためのモデルを提供します。
臨床とプルービングを基に、ホメオパシーの理論を評価していきます。それによってホメオパシーの知識は、実証に基づいたものとなります。
効果的に臨床を進め、また患者さんのケアやケースのマネジメントに役立つように、明確なコミュニケーション、議論、データ分析のスキルを身につけます。
自分を見つめる訓練を行います。この訓練を通じて、自分自身の学び、そして己の心理的なプロセスを洞察していくという、ホメオパスに必要な力を身につけます。この訓練は、自分と他者への思いやりの心をもって進めていきます。
在学中や卒業後も学校の一員であることを楽しめるように、互いにサポートし励ましあうことのできる環境を目指します。
講師紹介
当校の強みは、国際的にも高く評価されている講師陣です。講師はすべて現役のホメオパスであり、プロとして臨床に携わりながら、日々研鑽を続けています。講師たちの多様なスキルと経験を結集し、第一級の教育を提供します。
講師・チューター
季谷 幸和
Kowa Kitani
ホメオパシーに出会って早30年。世界的に有名なスクールオブホメオパシーの3年制通学コースの開校を本当に嬉しく思います。
200年以上前に生まれ、世界中に広がっているホメオパシーは現在、私の大切な仕事であり、趣味であり、ライフワークになっています。
建築も、花を育てる時も、そしてどんな学びも、最初に正しい教育を受けることがとても大切です。時間をかけて磨き抜かれてきたスクールオブホメオパシーの教材と共に、自然界、宇宙、世界史や医学の歴史を紐解きながら、この素晴らしい学問を、皆様と楽しく学んでいけたらと思います。
ホメオパシーは素晴らしいです!
講師 (動画・音声)
他にも動画や音声で以下の講師の講義を受けることができます:
名前 | 号・資格 | 取得 |
---|---|---|
Alistair Gray | DSH, PCH, PCHom | 1993 |
Alize Timmerman | 1980 | |
Bhawisha Joshi | MD (Hom) | 1998 |
David Curtin | MB, BS, MFHom, PCH | 1978 |
Dr Dinesh Chauhan | BHMS, Mum. | 2000 |
Dr Farokh Master | M.D (Hom) | 1980 |
Frans Vermeulen | 1979 | |
Jan Scholten | MD | 1985 |
Jeremy Sherr | RSHom, BA | 1980 |
Dr Jonathan Hardy | MA, BM, FFHom | 1986 |
Jo Daly | DSH CHC | 1984 |
Linda Johnston | MD | 1986 |
Linda Gwillim | MCH, RSHom | 1991 |
Massimo Mangialavori | 1985 | |
Michal Yakir | PhD RCHom | 1982 |
Miranda Castro | RSHom (NA), CCH | 1983 |
Misha Norland | Founder | 1973 |
Murray Feldman | MCH, RSHom | 1977 |
Rajan Sankaran | MD (Hom) | 1981 |
Shachindra Joshi | MD (Hom) | 1997 |
Steven Cartwright | PhD, RSHom | 1988 |